西船橋駅前の花壇を人妻パワーで再生!地域活性化プロジェクト
西船橋駅南口の歩道沿いに広がるカラフルな花壇が、近隣住民の注目を集めています。このプロジェクトの主役は、地元の子育て中ママたちが中心となった「西船橋グリーンエンジェルズ」。平均年齢32歳の15人組が、育児の合間を縫って始めたガーデニング活動が、予想外の地域効果を生んでいます。
きっかけは「子どもの通学路を明るく」
代表の山田美穂さん(仮名・34歳)は「最初はPTAの清掃活動で雑草だらけの花壇を見て、なんとかしたいと思った」と語ります。SNSで仲間を募ったところ、趣味の園芸経験者やデザインが得意な主婦が次々に参加。市の「まちづくり助成金」を活用し、2023年春に第一号花壇を完成させました。
季節ごとのテーマデザイン
- 春:チューリップと菜の花の共演
- 夏:朝顔のトンネルとヒマワリ迷路
- 秋:コスモス畑とハロウィン装飾
- 冬:イルミネーション花壇
予想外の波及効果
活動開始1年で以下の成果が:
- 駅利用者10%増(市調査)
- 地域企業から資材提供が相次ぐ
- 中学生の環境学習の場に
- 高齢者向け園芸講座開始
「土いじりがストレス解消に。子ども同士も自然に遊び仲間に」(参加者談)
今後の展開
2024年度は「 edible flower(食用花)の栽培」と「障害者作業所との連携」を計画中。市の花壇コンクールでは初出場で特別賞を受賞するなど、その活動範囲はますます広がりを見せています。
西船橋の花壇プロジェクトは、単なる美化活動を超え、世代を超えた交流のプラットフォームへと進化しています。人妻たちの小さな一歩が、まちの風景を、そして人々の関係性までも変えつつあるのです。