【戦国BASARA】蒼竜咆哮!伊達政宗の夢幻戦記
■ 月明かりに浮かぶ謎の門
冷たい鉄の匂いが鼻腔を刺す。伊達政宗が目を覚ますと、そこは見知らぬ竹林だった。六把の刀が腰に揺れ、いつもの重みを感じながらも、月の色が違うことに気付く。蒼白い光を放つ三日月の下、血の滴る独眼竜の鎧が不気味に輝いている。
「なんじゃこりゃあ…夢か?それとも現なのか?」
■ 時空を超えた邂逅
突然、漆黒の軍旗が風に翻る。目の前に現れたのは、赤い甲冑に身を包んだ宿敵――真田幸村だった。しかしその目には、いつもの熱い炎ではなく、深淵のような闇が宿っている。
「政宗殿…貴様もか…この『黄泉の陣』に引きずり込まれたのか」
刀身が軋む音と共に、不穏な紫煙が周囲を包み始める。通常の戦場とは明らかに異なる気配。政宗の右目が疼きだした。
■ 六爪流VS闇の軍勢
- 地面から湧き出す影武者たちの剣戟
- 月の光を反射する蒼い刀閃
- 崩落する時空の裂け目
■ 覚醒する真の奥義
「散れ!『六爪流・無明逆流』!!」
青白い雷光が刀身を駆け巡り、時空そのものを切り裂く衝撃が闇を貫いた。
≪最終局面≫
崩れゆく異空間で、政宗は赤と蒼の刀を交差させながら咆哮する。「夢だろうが現実だろうが、オレの生きる道は変わらねえ!」その叫びと共に、現実世界へと続く蒼い扉が開かれた――
※この物語はCAPCOM「戦国BASARA」の二次創作です。史実や公式設定とは異なります。